創業の地パリから名峰モンブランのふもとの町シャモニーへアトリエを移し、すばらしい自然環境の中で製作される安定した品質を誇るプーローの弓は、日本、アメリカ、スイス、イタリア、香港、そしてフランスと、世界に広いつながりを持っています。モニク、ジャックの夫妻ともにパリとシャモニーの2銘柄に分けて製作を行っており、いずれも厳選した最高級のヘルナンブコ材のみを長期間天然乾燥して削り出される最高のバランスとその豊かな音色はさすがフレンチハンドメイドボウならではの価値ある逸品です。とりわけ腰の強さは格別で跳ね過ぎるほど。ある程度は馴らしが必要かも知れません。全てのパーツはフロッグ・スクリュー・リング・貝飾りにいたるまで自身で手作りし、納得できる弓のみを作品として出しています。 |
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モニク・プーロー
Monique POULLOT ジャックの妻、圧倒的なコストパフォーマンスのフレンチ弓製作家。ここ数年の作品の進歩はめざましく、すでにイ・ムジチ合奏団のためのセロ弓を製作しています。 |
ジャック・プーロー
Jacques POULLOT イ・ムジチ合奏団、アンドレ・リュウ楽団も使用する現代フランスを代表する弓製作家。厳選し長年自然乾燥させたヘルナンブコ材のみを使用しています。 |
◆1961年3月6日、ディジョン生まれ。
薬学を学んだのち、夫から指導を受け技術を修得。 バロック、コントラバス、カルテットなどの弓を製作している。 |
◆1960年4月27日、ディジョン生まれ。
父親はパリの共和国衛兵隊の演奏家、音楽愛好家。 ピアノ、ヴァイオリン、トロンボーン、ソルフェージュなどを 音学院でび、 ◆1976年、 ミルクール国立弦楽器、楽弓製作学校の ベルナールウシャールのクラスに入学。 ◆1979年、正式な弓制作者技術者の資格を獲得。 その後4年間、ディジョンのアルベールクロウド(フランス 最高職人賞)のアトリエで修行を積み、 ◆1983年、ディジョンに自らの仕事場を設置。 ◆2000年、弓作りがはかどるように、静かで美観なオート サヴォワ県のパッシーに仕事場を移動。 ◆1990年:アメリカのヴァイオリン企業からワークマンシップを 認定される。 ◆1991年:パリ市賞(ヴァイオリンの弓) ◆1996年:アメリカのヴァイオリン企業から3つのワークマン シップを認定される。 ◆1998年:ダンヒルの芸術部門でグランプリ受賞。 ◆1999年:地方輸出の芸術部門でグランプリ受賞。 |
作品の一例
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↑ チェロ 50万円
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↑ チェロ
75万円
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↑ チェロ Paris 2001Aniv. (終了) 世界デビュー当時に企画されたモニク・プーローの2001年限定モデルです。 |
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